糖尿病黄班浮腫

私は右目が糖尿病黄班浮腫で視野の中心部分が歪んで見える。ただ、幸か不幸か私は自称プログラマー(日曜プログラマ歴10年)だ。 右目の見え方が歪んで見えるようになって、いつも自分が作っているコンピュータグラフィックスの画面に似ていて、 病人のくせして、PCの前で「変なの!」と独り言を言いながら苦笑する日々が続いている。 そこで、眼科の医師も知らないであろう糖尿病黄班浮腫の見え方をシュミュレーションして見ようと思い立った。

シュミュレーション方式

シュミュレーション方式として

  • 3D屈折マッピング
  • 2Dマウス位置と頂点との反発

が考えられる。

検討

3D屈折マッピングは環境マッピングを使う技術なので、水滴のように、視野全体の画像変形になるので、糖尿病黄班浮腫患者の見え方とは程遠かった。

2Dマウス位置と頂点との反発は、"ActionScript3.0による数学・物理学表現[入門編]"(古堅真彦著)「Case12 大量のオブジェクトを物理法則で動かす」の アルゴリズムを拝借した。その基本的な考え方を以下に示す。

この「2Dマウス位置と頂点との反発」のグラフィックが一番自分の見え方に近かった。

シュミュレーション

※白いメッシュの上をマウスを移動させると変形します。なお、変形時頂点に加速度を持たせています。したがって、実際はこのように ゆっくり変形することはありません。

2015/02/27時の見え方 2016/08/25時の見え方

r=40px

私は光学には詳しくない(ほとんど知らない)が、目に入る光は直線だから、丸く富士山のように高い浮腫により、光は屈折し丸く変形するのだろうと思う。 この時期、右目でテレビに写し出される顔見た時、鼻を中心に画像が丸く渦を巻いて見えた。また、視力も+0.1程度だったと思う。

r=10px

現在の見え方は、間隔10pxのメシュを画面から50cmほど離して見た時、上記見え方とほとんど同じだが、潰れた四角が分散して複数見える。 ただし、視野の中心を意識すると中心の四角だけが潰れて見える。

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